日本の1回の採卵あたりの出産率が60ヶ国中最下位は本当か❹
前回の記事では、単胚移植なのか、複数の胚移植なのかで出産率を比べてみました。
単胚移植が日本、スウェーデンで非常に割合が高かったのですが、スウェーデンの出産率は高い傾向が確認されています。
なぜ統計によってこんなに違いが出るのでしょうか。
今回は胚移植を行う世代人口を比べてみました。
34歳以下・・・青色
35歳から39歳・・・オレンジ色
40歳以上・・・グレー
日本は40代の方が圧倒的に多いですね。スウェーデンは40代が少ないですね。
どちらの生殖補助医療が出産率が高いかは、比べること出来ないですね。
胚移植の方法も異なり、年齢別統計を取っているわけではなく、台湾は調べましたが詳細は出てきませんでした。
今回分かったことは、日本の生殖補助医療は世界と比べて低い実績ではないと言うこと。