妊娠率の低い高齢の患者さんには本音でどのような話をしますか?

私には前提があります。

諦めなければ妊娠出来る。

こんな質問がありました。

妊娠確率の低いであろう高齢(40歳以上)の妊娠希望者に対して、鍼灸やサプリを続けても本音では難しいと思う方にはどのように案内をしていますか?お金や時間をかけても難しいと伝えるか、年齢がかなり上でも続けたい本人の意思に沿うのか、良ければ教えてください。
このような質問は医療従事者向けの講座ではよく質問を頂きます。最近LINEのオープンチャットを初めているのですが、テキストでこのような質問を頂いたので文章にしてみました。

LINEトークグループにて子宝先生に妊活不妊治療を開設しております。
匿名での参加が出来ます。入室後に、大事なノートをご覧ください。
https://line.me/ti/g2/I7TqBFFRPQaGon3EDoEzSQ

40歳以上の挙児希望患者さんへの本音 というか 伝えている事。

1. 自然妊娠が可能な条件がクリア出来ていれば 自然妊娠を目標とする。体外受精を併用しても良い。

2. 妊娠又は出産経験が あるならその時の妊娠方法再現の期待は出来る。

3. 体外受精の場合 採卵 受精 凍結が 出来るのであれば 私から 諦める選択肢は出せません。

4. 可能な経済的負担 時間の負担は個人によって異なるので その都度話をします。

5. 年齢的に確率が低くても6ヶ月は 始まったら漢方も鍼灸も続けてもらいます。この期間が過ぎる方もいらっしゃいますし、止める方もいます。この6ヶ月間を過ぎる前に生活の仕方や体調が変化します。その後妊娠する可能性があるなら その時に役立つからです。

6. 最終的には本人の意思です。

7. 今度生理が来たら最後にしようと思います。と言われたら。子どもを諦めます。と言われたら 必ず伝える事があります。

私たち夫婦の間には子どもはいません。当時考えたり悩んだ事もあります。しかし最終的に 2人で生きていく という選択をしました。それが社会的にどうなのかは気にしなくて良い。子どもを望む事が出来るようなパートナーと一緒なら 私は幸せです。今までの期間 当院に通った事は無駄ではありません。子宝先生の妊活は ご自身の生き方 に必ず前向きな影響が生まれます。もちろん病気になったらも含まれます。ご自身の人生を応援してきました。これからそれが無くなることはありません。

 

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