たんぽぽ茶を妊活に使用する根拠を教えてください 【論文全文翻訳】

私は20年間ショウキT-1たんぽぽ茶を取り扱いさせて頂いております.日本生殖医学会,日本和漢医薬学会などでの発表もさせて頂きました.今年も発表します.この20年間でのべ2,000,000人の方に飲んで頂きました.

20年前こんな事を考えて研究開発に携わりました.

・何をもって妊活・不妊治療に良いのかの根拠

多くの研究機関によって基礎研究がされて来ました.
大阪大学微生物研究所,富山大学薬学部では抗ウイルス作用について,大阪市立大学ではレセプター賦活作用について,産業医科大学では脳内でのドーパミンをはじめとするカテコールアミンに対する働きでした.これらの研究によってショウキT-1の有効成分であるアミノ糖(糖鎖とアミノ酸)による働きが分かってきました.これらの研究は過去10年に渡り,日本和漢医薬学会,日本生殖医学会などでこれらの人体内への働きから今回卵巣への働きについて論文が発表されましたので紹介します.

tanpopot-1

過去20年間の実績と研究の集大成が実は2018年7月にPubMedに掲載されました.

このようなタイトルです
Effect of Dandelion Extracts on the Proliferation of Ovarian Granulosa Cells and Expression of Hormone Receptors.
ヒト卵巣の卵胞細胞の増殖とホルモン受容体の発現に及ぼすタンポポ抽出物の影響
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29998889/

社会背景

In the current society, infertility related to age has become a social problem. The in vitro fertilization (IVF) success rate in women with poor ovarian response (POR) is very low. Dandelion extract T-1 (DE-T1) is an effective component of the extract from the leaves and stems of Taraxacum officinale, which is one of the medicines used in some patients with POR, but its molecular mechanism remains unclear.

現代社会では,高齢による不妊症が社会問題となっています.卵巣反応不良(POR)な女性の体外受精(IVF)成功率は非常に低いです.タンポポ抽出物T-1(DE-T1)は、POR患者の一部で使用されている生薬の1つであるTaraxacum officinale(タンポポ)の葉と茎からの抽出物の有効成分ですが、その分子メカニズムは不明のままでした.

ここで疑問が発生します

なぜタンポポ茶ショウキT-1は不妊治療に使われているのに医薬品では無いのか?

ショウキT-1(T-1成分)タンポポ茶の研究が始まったおよそ20年前の1999年 日本薬局方改訂に伴いタンポポ(生薬名:蒲公英 ほこうえい)は(それまで煎じ薬などで医薬品として使用されていましたが),医薬品から外されました.理由は不明ですが,当時研究に携わっていたのでよく覚えています.医薬品の研究から健康食品,または清涼飲料水としての研究が継続されました.そして,有効成分であるT-1を構成する糖鎖はタンポポ由来だけではなく,納豆やオクラなどにも含まれる事(同等量1000gの生薬)が分かりました。当時この有効成分と思われた糖鎖に天然物であるアミノ酸を処方(プレミアム処方と呼んでいます)することにより抗ウイルス作用,肝機能改善作用,微小循環改善作用,顆粒膜細胞増加作用が発現するアミノ糖の研究が盛んになりました.現在様々な濃度の商品化が行われ日本,中国,アメリカでの流通がされています.ここでポイントは基本となる処方(成分毎の配合比率)は同じです.全ては20年前から始りました.

研究目的

In the current society, infertility related to age has become a social problem. Approximately 10% of women experience an accelerated loss of follicles before the age of 32 years.[1] Although various strategies have been used to improve ovarian response, the optimal approach for poor responders remains controversial, and many Chinese people have begun to seek adjuvant therapies in traditional Chinese medicine after in vitro fertilization (IVF) failure. Dandelion extract T‑1 (DE‑T1) is one of such medicines. DE‑T1 is an effective component of the extract from the leaves and stems of Taraxacum officinale, which is widely used as an anti‑inflammatory and antiviral therapy in obstetrics and gynecology.[2] Animal studies have shown that 500 µg/ml of DE‑T1 can significantly increase the release of LH and follicle‑stimulating hormone (FSH) from the pituitary glands of mice (secretion volume increased by 70–90%). DE‑T1 can significantly upregulate the expression of the estrogen receptor in the uterus and FSH receptor (FSHR) in the ovaries of mice and increase the secretion of estradiol (E2). We hypothesized that the therapeutic effects of herbal product DE‑T1 could possibly be associated with influence on reproductive hormone levels or the expression of their receptors or the viability of granulosa cells(GCs). This study aimed to verify these three considerations through in vitro experiments.

Received: 11‑02‑2018 Edited by: Li‑Shao Guo How to cite this article: Wang T, Xue B, Shao H, Wang SY, Bai L, Yin CH, Zhao HY, Qi YC, Cui LL, He X, Ma YM. Effect of Dandelion Extracts on the Proliferation of Ovarian Granulosa Cells and Expression of Hormone Receptors. Chin Med J 2018;131:1694-701.

クリニック通院中の飲み方のアドバイスをしております.

2019年11月神戸市で開催されます日本生殖医学会にてこのような発表がされます.

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